密柑山マンション
いい住環境が残るこの敷地の中で周辺と一体化出来るような建築物を計画しました。
風致地区であること、また環境のことを考えるとなるべく緑地を沢山とり、敷地利用としては現状の土地を活かしたものでなければならないと
考えました。
北西角の擁壁上部のつつじは美しくこれは残すこと、また周辺の木々もなるべく残します。
また擁壁もほぼ残して計画しました。
アプローチは道路の高い部分から考え高低差を考慮したものとしています。
建物は、日影のこともありますが少し奥に配置しています。
またエレベーターを挟んで2棟の建物の形態をとっています。
コストだけ効率だけを考えれば横に並べるべきであると思いますが、この敷地を考えると違うのではないかと考えこの形態となりました。
北西の角に対して少しインパクトのあるものが必要であると思われますが、陽明小学校が道路の反対側にあるので柔らかなイメージを
考えました。
スクエアな建物を円形のルーバーで囲うことにより周囲に対する優しさを表現しています。
スクエアな建物部分は道路に平行するのではなく南に向くところまでふることにより住環境を高めています。
内部は地下に駐車場18台を確保しセキュリティも万全です。
住戸は1階から3階の計9戸となります。
1階には約60㎡のメゾネットを4戸 約70㎡を2戸、2階3階には大きめの住戸3戸を配置しています。
所在地 | 名古屋市瑞穂区密柑山 |
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構造 | RC造 地下1階 地上3階 |
用途 | 共同住宅 |
建築面積 | 362.17㎡ |
延床面積 | 1,406.65㎡ |