薬膳料理教室 -早春編-
先日、薬膳料理教室の早春編がありました。
春が近づいてきたからでしょうか・・・、教室のみなさんから活気を感じられました♪
今回のテーマは、「蠢(うごめ)く春へ食べもののチカラを活かす」でした。
全身の機能をのびやかにするのは、良好な肝(現代でいう肝臓・・・厳密には少し違いますが)の働きが必要です。
つまり、肝の働きが良ければ、元気に「血」と「気」が流れます。
★百合・帆立粥
木の芽どきの食欲不振時や気分不快症状時にいいです。
百合には、精神安定や咳止めの効能があります。
帆立は、腎機能を強化してくれます。
また、タウリンの成分があり、元気にし、
こむら返りにも良く、気の流れを良くします。
★イカとセロリの炒め物
冬から春への移行期に肝腎(肝臓と腎臓)を整えます。
精神と整腸に優れた料理です。
イカにもタウリンの成分があり、白身魚などにも
入っています。
クコは乾燥のまま入れ、余熱で食べれます。
★ローストビーフ 大棗(なつめのこと)ソース山薬添え
牛肉には体を温める作用があり、大棗には補腎の効能があるため、、「気血」の充てんができます。
スポーツ選手などは別として、牛肉は一般的には寒い時期に食べるのが向いています。
付け合せのお野菜がより吸収を助けてくれます。
★芝麻糖(ごまとう)
グラニュー糖、はちみつ、松の実、ごま、
陳皮、肉桂で、作りました。
カラメル状で全ての材料が入り、
取り出し形を整えます。
貧血、瘀血、肩こり、めまい、冷え症、便秘、
木の芽どき症状に、長期の服食がおすすめです。
虚弱体質の改善にも最適です。
「ローストビーフ」は今トレンドの低温調理で作られています。
齊藤シェフがほぼ作ってきてくれ、プロの味をご賞味できました。
本当に美味しくて、家族にも真似して作ってみたいのですが、
時間がかかるのでいつのことになるやらです・・・(笑)
他のメニューはお手軽でした♪♪
早速、「イカとセロリの炒め物」は作ってみましたよ!!
食べることで元気でいられることが一番!!っと思っています。
私も少しでもできることで活用していきたいです。
そんな思いの人が増えてくれたら、なお嬉しいです♪♪♪
さて、2月も後僅かとなりました。
週末を有意義にお過ごしください!!
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.kureishi-o.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/230