茶室
夏の朝茶事 ー名古屋拍露軒ー
茶室をつくりませんか
茶室というと何か難しく思われるかもしれませが、そんなことはありません。
余分なものをはぎとった とてもシンプルな空間なのです。
その中に自分の身を置くと大変集中でき すばらしい時間を提供されます。
ですから、住宅に書斎ではなく 茶室をつくりませんか。
極小空間にすごく凝縮された宇宙が入ってる茶室は、すごいです。
日本独自の空間であり歴史に培われた空間です。
どんな材料を使ってもいいのです。
きっとおもしろい自分だけのものになります。
この空間に身を置きますとあなたの遺伝子に組み込まれたDNAが動きませんか?
お茶をすごくおいしく戴けますよ。
そして数寄者になりましょう。
そして ついでに着物を着ましょう。
<和敬静寂>
お茶には、建築の基本に要素(人・空間・時間)に道具というもうひとつの要素が微妙に重なり合って成り立っていると思います。
懐石・濃茶・薄茶と時間が移り変っていくにつれて花をかえたり簾をはずしたりまた朝茶・夜咄があったり季節に合った花・お菓子で お客さんをおもてなしをします。
時間にあった空間・道具でお客さんに楽しんでもらうのかなぁと思います。
茶杓・蓋置をつくってみました。それなりにはできたかなぁ?
あまり深みは感じないのかなぁ?
※右上:茶杓です
※左下:蓋置です
お稽古の様子です。少しは様になってきましたでしょうか?
釜の音、湯を汲む音が聞こえますか?
お茶の匂いが感じられましたか?
お湯の暖かさが感じられましたか?
ただ、茶を点てるという行為の中に視覚・臭覚・聴覚に訴えるものがあります。