ぶらり建築
滋賀県にある MIHO MUSEUM
時間があったので、I.M.ペイ氏設計のMIHO MUSEUM(ミホミュージアム)に初めて行ってきました。
山を貫くステンレスを使ったあやしく光るトンネル、曲線に曲げて直接見えないようにしてあります。
「時空を超えるトンネル」と言われているようです。
トンネルを抜けると正面に入母屋の形態を取り入れたガラス張りのエントランス、この辺りはペイですね。
そして正面に風景が抜け山々の中に宗教建築が見えます。
導入部から美術館棟にいたるプロセスは、ここから見る宗教建築のためのものだとわかります。
導入部が長~いもったいぶった??建築・・・、
レセプション棟から美術館棟までの道のりがとても長かったです。
「設計のテーマは桃源郷。道に迷った漁民が仙境の楽園ー桃源郷を見つけ出すという、
陶 淵明の「桃花源記」に描かれた物語を、信楽の地に実現しました。」とありましたが、
実際に歩いてみて辿り着いたと、体験できたように思いました。
美術館棟は幾何学模様のガラス張りになっていて、明るい太陽の光が差し込みます。
この時の展示は茶釜の特別展をやっていました。
少し前には伊藤若冲もやっていたみたいで、その時の方が個人的には良かったですかね・・・。
ただ、この建築を見るだけで十分な価値があり、とても素晴らしかったです。
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