前回ご紹介した小笠原資料館の隣りに「旧小笠原書院」があります。
近年ふきかえられたこけら葺きの屋根がきれいな書院です。
清水の舞台のように崖上にせりだし増築された形をとっています。
「ミニ清水さん」という感じです。
明障子の上のルーバー状の部分がいい感じ・・・、全体が落ち着いて見えます。
内部は縁側が三方にまわり明障子の上のルーバー障子が天井までいき、とても明るいし開放感があります。
部屋との間にはタレ壁があり少し明るさを制御し重厚感を出しています。
鬼瓦に家紋である三階菱が入っていました。
また蟇股にも三階菱の家紋が入ってました。
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