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ぶらり建築

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館-1

この週末、所長は四国の研修旅行に出かけました。
建築好きな友人と周ってきましたので、ご紹介したいと思います。


丸亀市猪熊弦一郎現代美術館1

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館2
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館3

谷口吉生さん設計の「丸亀市猪熊弦一郎現代美術館」にやっと行ってきました。
雑誌等で良く見ていましたが、まだまだいい感じでした。


丸亀市猪熊弦一郎現代美術館4

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館5

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館7
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館8

 

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館9
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館10

 

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館11
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館12

 

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館13
丸亀市猪熊弦一郎現代美術館14

 

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館6

金曜日に行ったのですが、臨時休業中で入れませんでした。
明日よりオープンとのこと、エっー!!
しょうがない、内部は明日か!って訳でたくさんの写真が撮れたので掲載しました。
たくさん写真があるので、内部は次回にしたいと思います。

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館15

 

 

リニア見学センター

所長の「神奈川建築の探訪」の研修のご紹介です。

鉄道マニアではありませんが、時間をつくり山梨にある「リニア見学センター」に寄ってきました。
山梨リニア見学センター


時速500㎞はすごい!!
あっという間に目の前を過ぎていきます。

山梨リニア見学センター2


リニアの走行試験の様子を実際に見ることができます。
これが本当に2027年に開通し40分で東京に行けると思うとワクワクします。

山梨リニア見学センター3

東京―名古屋―大阪を走るということで、リニアが身近に感じる存在になる将来が楽しみですね。
 

横浜にある六つ川地域ケアプラザ

先日の所長の横浜の研修旅行のご報告で、今日は「六つ川地域ケアプラザ」です。


こちらは妹島和世さんの設計で、とても狭いどうしようもなく残ってしまった敷地に、
この「六つ川地域ケアプラザ」が建っていました。
写真が上手に撮れなかったので載せるのもためらいますが、横浜に行かれた際は是非、
ご自分の目で見ていただけたらと思います。

六つ川地域建築プラザ
 

 

どうしても動線的には難しいことになっていますが、形はシンプルできれいです。
真ん中に構造体があり、窓側にかけてテンションをかけているのか外部周りには構造的なものもありませんでした。
素材の使い方などが「再春館」からの流れをくんでいました。

横浜の六つ川地域ケアプラザ

 

内部の写真もぱっとしませんが、ホント、申し訳ありません・・・。
写真が上手に撮れませんでした。

 

横浜の六つ川地域ケアプラザ2
横浜の六つ川地域ケアプラザ3

 

横浜の六つ川地域ケアプラザ4
横浜の六つ川地域ケアプラザ5

 

敷地の狭さでしょうが車のアプローチは大変そうでした。
「送迎車を建物中央に引き入れるために北側を5メートルほど開ける必要があったことと、
両側の5メートルのよう壁の影からなるべく逃れるためから、
長さ115メートル、高さ7メートルのこの建物を敷地の真ん中に置いています。」と概要にありました。
設計の際、色々、苦心されたんだと思います。

次回も建築のご紹介の予定です。

 

横浜にある東永谷地区センター

先日の所長の研修旅行で、伊東豊雄氏設計の「東永谷地区センター」を見てきました。
東永谷地区センター1


ケアプラザアと一体となった施設で、中庭をかいして動線も分離しています。
岐阜の「みんなの森 ぎふメディアコスモス」につながっていくような外観、インテリアの考え方だと感じます。

東永谷地区センター2


シンプルなスクエアな形ですがいろんなところに伊東さんらしいところが感じられます。


ルーバー天井に丸く開けられた明りとりが、岐阜の「みんなの森 メディアコスモス」では
もう1つの要素が加えられたものになっています。

東永谷地区センター3

東永谷地区センター4

 

体育館も同じようなデザインでした。
窓際と億とは天井明りとりの数も違います。

東永谷地区センター5
東永谷地区センター6

 東永谷地区センター7


外観の階段も中々でした。
東永谷地区センター8


ハロウィンも終わり、すっかり秋となり11月に入りました。
次回も所長の研修旅行のご報告をしますので、是非、ご覧ください。

 

横須賀美術館

先週に引き続いて、今日は「横須賀美術館」のご紹介です。
 

事故の大渋滞にはまり、途中、予定を繰り上げながらここはどうしても見たいとの要望で、
予定より大幅に遅れましたが何とか閉館前に、薄暮の中、到着しました。

緑の前庭に輝くミュージアムが現れました。
横須賀美術館1

横須賀美術館2
横須賀美術館3


海沿いのロケーションもいいのですが、ガラスのシンプルな建物がとてもきれいです。
横須賀美術館4

横須賀美術館5
横須賀美術館6

 

時間が押して、夕暮れになりましたが、明かりがついたミュージアムが見れて良かったのではと思います。
柔らかな光に包まれて、吹き抜けの一体空間になっています。

横須賀美術館7
横須賀美術館8

 

横須賀美術館9
横須賀美術館10

 

横須賀美術館11
横須賀美術館12

 

屋根面もガラスなのですが、ポーラ美術館とはまた違った良さがあります。
天井内も見えました。
室内の円形の穴から明りがここを通して屋根面から発光しています。

横須賀美術館13
横須賀美術館14

地形と一体化した建物は高さを低く抑えるためのようですが、約半分を地下に埋め込んであります。
 

今回 所長が訪れた横須賀美術館、こちらに行った際は、是非、私も見学したいと思います。
 

 

箱根にあるポーラ美術館

アプローチの橋を渡るとガラス張りのエントランスが見えてきます。
箱根のポーラ美術館1

顔なしの彫刻が迎えてくれます。
箱根のポーラ美術館2

屋根、壁ともガラスの明るいエントランスです。
箱根のポーラ美術館3

館内で天井を見上げると、屋根面に水が流れてゆらいだ影が映し出されています。
わかりますでしょうか・・・。

箱根ラリック美術館4

ピットがあり下を覗くと免震であることがわかります。
美術館全体が地震から守られています。

箱根のポーラ美術館5

震なので成り立つのでしょうか、内部の柱は大変細いです。
箱根のポーラ美術館6

シンプルな螺旋階段です。
箱根のポーラ美術館7

作品は写真がオッケーなのが多くあります。

箱根のポーラ美術館8
箱根のポーラ美術館8

 

箱根のポーラ美術館9
箱根のポーラ美術館10
 

遊歩道は近年できたもののようです。
富士箱根伊豆国立公園内の自然を四季と共に楽しめそうです。
ポーラ美術館は写真も撮れますし、ゆっくりしたい時にオススメですね♪♪

建築家 伊東豊雄氏が江南市にて講演会

江南市にて伊東豊雄氏の講演会1

建築家 伊東豊雄氏の講演会、テーマは「実現させる力 / 建築のプロセス」でした。

場所の力ということの話から始まりました。
そういうものから何か体に訴えかけてくるような場所をつくり込むことを考えるということです。
また、諏訪大社の御柱祭の話から国立競技場の落選案の話となり、
場所性を考え創り込んだという話をされてました。
おもしろくない幾何学のルールから独自のルールを導き出し建築を考えているという
最近の「伊東建築」の考え方だそうです。
僕は、頭の中にあるイメージをこのルールで置き換えて、説明できるいいシステムであるとは思います。
最後に、競技場の審査に関する不満のようなことを、「工期やコストばかりの話では おもしろい建築はできない。」という
話をされました。
初めて伊東氏の講演を聴きましたが、本などでイメージする、そのとおりの人でした。

箱根ラリック美術館

今年の研修は、「神奈川県内の建築探訪」で、先日、所長が行ってきましたのでご報告です。
 

まず、「箱根ラリック美術館」です。
箱根ラリック美術館1


入口にショップとレストランがあります。

箱根ラリック美術館2
箱根ラリック美術館3

そこから少し離れた所に、ミュージアムがあります。
ミュージアムは、木々の中、自然あふれる道を歩いて行くと、大きな入り口の扉と共に、切妻の建物が現れます。

箱根ラリック美術館5
箱根ラリック美術館4

 

箱根ラリック美術館6
 

ミュージアムの入り口は、ラッリックを象徴してました。
箱根ラリック美術館7

フランス人であるラリックは、ジュエリーとガラス工芸 さまざまなジャンルの作品を手がけ、
自然を愛する人だったそうです。


こちらのレストランには、テラスもあり緑あふれる中での食事もできるそうです。
とても感じ良さそうでした。
今回は、予約不可のため、別のところでの食事となり残念でした。

晴れ渡った日で、オフホワイトのアースカラーの外壁は、緑青色の屋根が緑の中でとても綺麗でした。
 

次回は、ポーラ美術館をご紹介したいと思います。

 

みんなの森 ぎふメディアコスモス

伊東豊雄氏設計の「みんなの森 ぎふメディアコスモス」を見てきました。
 

岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス1

岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス2
岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス3

 

 

この建築物で誰もが目を奪われるのは、2階の中央図書館の「木造の格子状の屋根」と、
「グローブ」と呼ばれる白っぽい半透明で大きくて床から浮かんだ逆さまの漏斗形状のかさですね。
このグローブは、上部トップライトから自然光の穏やかに室内に拡散させ、夜は照明のシェードになります。
また、上部に設けられた開閉式の水平窓を開けることで自然な風の流れを生み出し、
機会による空調ではなくエネルギーをかけずに2階の大空間を換気することができます。
木製の格子状の屋根は、ただの仕上げ材ではなく構造材として働いていて、
職人さんたちがヒノキの薄板を積層してビス留めを手作業で丁寧に取付けられたそうです。
ヒノキ材は全て岐阜県材「東濃ヒノキ」を使われているようですね。
設備がデザインとなり、素晴らしいです。

岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス4

岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス5

岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス6
岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス7
 
岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス8
岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス22

 

岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス10
岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス11

 

岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス12
岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス13

 

岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス14
岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス15

このように2階はワンフロア―に壁の間仕切りがなく、本棚も背が低いためより広く感じられ、
グローブのおかげで落ち着いた空間を実現し、自然の明るさのある居心地の良さを実感してきました。
そしてテラスもあり開放感もありました。

 

1階はエントランスから入るトヒノキの香りに包まれています。
市民活動交流センターや展示ギャラリー等の施設が入っていて、オープンで賑わいのある交流の場を感じとれました。

岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス16
岐阜市のみんなの森ぎふメエディアコスモス17

 

岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス18
岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス19

 

岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス20
岐阜市のみんなの森ぎふメディアコスモス21

 

滋賀県にある MIHO MUSEUM

時間があったので、I.M.ペイ氏設計のMIHO MUSEUM(ミホミュージアム)に初めて行ってきました。
 

セプション棟から坂を上がって行きます。
滋賀県にある MIHO MUSEUM1

山を貫くステンレスを使ったあやしく光るトンネル、曲線に曲げて直接見えないようにしてあります。
「時空を超えるトンネル」と言われているようです。

滋賀県にある MIHO MUSEUM2

トンネルを抜けると正面に入母屋の形態を取り入れたガラス張りのエントランス、この辺りはペイですね。
そして正面に風景が抜け山々の中に宗教建築が見えます。
導入部から美術館棟にいたるプロセスは、ここから見る宗教建築のためのものだとわかります。

滋賀県にある MIHO MUSEUM3
滋賀県にある MIHO MUSEUM4


導入部が長~いもったいぶった??建築・・・、
レセプション棟から美術館棟までの道のりがとても長かったです。
「設計のテーマは桃源郷。道に迷った漁民が仙境の楽園ー桃源郷を見つけ出すという、
陶 淵明の「桃花源記」に描かれた物語を、信楽の地に実現しました。」とありましたが、
実際に歩いてみて辿り着いたと、体験できたように思いました。

美術館棟は幾何学模様のガラス張りになっていて、明るい太陽の光が差し込みます。
滋賀県にある MIHO MUSEUM5
滋賀県にある MIHO MUSEUM6
滋賀県にある MIHO MUSEUM7
滋賀県にある MIHO MUSEUM8
滋賀県にある MIHO MUSEUM9

建築容積の80%以上を地中に埋設しています。
滋賀県にある MIHO MUSEUM10
滋賀県にある MIHO MUSEUM11

この時の展示は茶釜の特別展をやっていました。
少し前には伊藤若冲もやっていたみたいで、その時の方が個人的には良かったですかね・・・。

201688142520.JPG
滋賀県にある MIHO MUSEUM12

ただ、この建築を見るだけで十分な価値があり、とても素晴らしかったです。

帰路の美術館棟入口から吊り橋を見ました。
滋賀県にある MIHO MUSEUM13